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| 糖尿病と肥満の関係 |
太っている人は必ず糖尿病になるわけではありませんが、太って糖尿病になった場合は、その肥満が一番の原因です。だから痩せましょう。
★食べ過ぎは糖尿病の第一歩★
食べ過ぎれば糖質の摂取量過剰になり、すい臓を使い過ぎてインスリンの出が悪くなります。食べ過ぎた結果肥満になり、脂肪細胞が増えれば増えるほど脂肪細胞からレジスチンや遊離脂肪酸(インスリンの働きを邪魔する)が分泌され、インスリンが働きにくくなります。
よく医学書や新聞に「肥満は糖尿病の直接の原因ではないが、糖尿病発症の最大の要因である。したがって痩せる事が一番。」と書かれています。簡単に言うと「太っている人は必ず糖尿病になるわけではありませんが、太って糖尿病になった場合は、その肥満が一番の原因です。だから痩せましょう。」という意味です。
★太り方の問題点★
同じ体重でも、太り方において皮下脂肪がたくさんある人と、内臓脂肪がたくさんある人では結果が異なります。
脂肪細胞からは、絶えずインスリンの働きを邪魔するホルモン(レジスチン)や遊離脂肪酸という物質が出ています。太れば太るほど脂肪細胞が増え、レジスチンや遊離脂肪酸が増えてインスリンの働きが悪くなります。また、同じ量でも皮下脂肪より内臓脂肪の方が、多くのレジスチンや遊離脂肪酸を分泌するのです。
★太るとなぜ糖尿病になりやすいのか★
太ると脂肪細胞からインスリンの働きを邪魔する物質がたくさん出てきます。さらに悪い事に、太れば太るほどインスリンの働く場所(インスリン受容体)と糖を細胞の中に運ぶ糖輸送担体(GLUT4)が減ってきます。しかし、過食が続いて血糖値は高いままなので、インスリンの必要量がますます増加します。初めのうちインスリンを分泌する膵臓は肥大して頑張りますが、最後には疲れ果ててそれまでと同じ量のインスリンを分泌できなくなります。
この時が糖尿病の始まりです。
★糖尿病の悪循環★
糖尿病患者はブドウ糖75gを摂取すると、なんと血糖値が200mg/dlを超えてしまいます。
ブドウ糖75gは何`calだと思いますか?たったの300`calです。小さいおにぎり2つ分のカロリーです。この事は何を意味するのでしょうか。
糖尿病の方はおにぎりたった2つ食べただけで、血糖値が200mg/dlを超えてしまうという事です。健康な方は、おにぎりを10個食べたとしても、せいぜい130mg/dlです。食べる量は5分の1でも、血糖値は2倍以上になってしまいます。
★肥満が糖尿病を引き起こす3つの原因★
[1]インスリン受容体の減少
[2]インスリンと受容体が結合しにくい
[3]糖輸送担体(GLUT4)の減少
これら3つの原因から考えると「インスリンの受容体を増やす」、「インスリンと受容体を結合しやすくする」、「糖を運ぶ輸送担体GLUT4を増やすか、または働きやすくする」ことによって糖尿病の改善が望めます。
『インスリンの働く場所を増やし、働く場所にくっつきやすくします。また、糖を運んでくれる輸送担体を増やすか、あるいは働きやすくする事により、糖尿病の改善が望めます』
★減量による糖尿病改善効果★
減量によって、次のような糖尿病改善効果が期待できます。
[1]体重の減少によりエネルギー必要量の減少
[2]インスリン必要量の減少
[3]インスリン受容体の増加に伴うインスリン抵抗性の軽減
[3]摂取エネルギー減少によるインスリン受容体の親和性の回復
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